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カナディアンロッキーの国立公園巡り



バンフ〜レクルイーズ

カナディアンロッキーの中心「バンフ」から人気の観光スポット「レイクルイーズ」までのドライブ。
距離は片道約60キロ。高速道路国道一号線が走っているので、一気に行くこともできる。途中にはちゃんとした休憩所、ビュウポイントもあるが、高速道路ゆっくり走ろうにも他の車が気になって速く走らざるを得ない。
そこでゆっくり走れる1A通称「Bow Valley Parkway」を紹介。この道は国道一号線の北に広がる山の裾野の中をずっと走っていける。また大陸横断鉄道の線路が並行して走っているので、夏には谷間の景色の中を抜けていく観光列車「ロッキーマウンテニア号」の姿も見ることができる(もちろん100両を超える貨物列車は通年走ってます)。また山並みが綺麗に見れる展望台も沢山ある、中でもちょうど中間点にあたるところに在る「キャッスルマウンテン」は、形、迫力ともにすばらしい山なので必見。
この道が終わったところから左に行き高速道路を渡るとレイクルイーズ行けます。ここから約5キロ。途中からモレーンレイクに行く道がありますので時間があるなら行ってみましょう。
この辺りは非常に混雑します。気をつけましょう。

キャッスルマウンテン

レイクルイーズ


レイクルイーズ〜ジャスパー


アサバスカ氷河 
レイクルイーズから州道93号線「Icefields Parkway」で北に上っていく。
日本でロッキー観光と言ったら普通はこの道の途中約130キロにある「アサバスカ氷河」まで行って帰ってくる。
道路からも多くの湖、山、そして氷河が見ることができ、アサバスカ氷河では夏の間(4月〜10月)雪上車に乗って実際に氷河の上に降りられる。
距離は片道230キロ。ちょっと長めだがドライブウェイ、展望台が多くあるので休憩を取りながら行くことができる。
ここでのお勧めはなんと言っても、途中に見えてくる数え切れないほどの氷河。日本ではもう見れなくなった氷河もまだこの北の地では見ることができる。
だが今では冬に降る雪の量より、夏に解けるほうが多いため、氷河も年々小さくなってきている。昔はこの道路の南斜面にも氷河を見れたのだろうが、今は見れない。なので北上する際は左にしか見えません。必見の氷河は「クロウフット氷河」と「スタッフィールド氷河」。時間があるなら「アサバスカ氷河」手前にあるパーカーズリッジに登りサスカチュワン氷河を見るのもいいだろう。(往復2時間も見れば十分)
もちろん山並み、湖も負けていない。有名どころはほとんど道路沿いにあるのだが「ピートーレイク」へはボウサミットからわき道へ入らなくてはいけないので見逃さないように。
またこの道は、標高差がかなりある。一番高いところで海抜2069m。反対に低いところで1050m。そのため道路沿いに生息している木々、草花も標高によってかなり変わってくるのでそういったところも見逃さないように。
細かく見て廻ると、距離も長くとても一日では見て回れない。そこでジャスパーまたは93号線沿いの宿泊施設に一泊することをお勧め。ただ部屋数がかなり少なく人気があるのでいく前に必ず予約をしよう。

クロウフッド氷河

ピートーレイク


ジャスパーダウンタウン〜マリーンレイク

「Maligne Lake Road」を通り、カナディアンロッキーで一番大きい湖「マリーンレイク」まで行く。
行き方は、ジャスパーの町より国道16号線に乗り東へ約2キロ。右手に見えてくる橋よりアサバスカ川を渡る。ここより右に行くとジャスパーパークロッジ。左に行くと「Maligne Lake Road」になる。 
片道60キロのこの道路には世界でも一番大きな鹿ヘラジカ(Moose)を代表に多くの動物がよく現れる。
見所は、「マリーン渓谷」「メディスンレイク」そして「マリーンレイク」だ。
「マリーン渓谷」は侵食された岩の姿を見て回れる。渓谷上に橋が何本もかかっていて全部を歩こうとすると半日以上かかかってしまうので1つ目と2つ目を回るのが一般的。2つ目の橋の下が一番深くえぐれていて、約50M下を水が流れている。高所恐怖症の人はご注意を。
「マリーンレイク」ではボートクルーズにも出て行ける。奥行き23キロにもなるこの湖の中間にある「スピリットアイランド」を見たいのならこれに乗るか、ボートを漕ぐしかない。
(マリーンと言っても英語の「marine」ではなくフランス語の「maligne」で、「罪深い」と言う意味になるらしい。)

ジャスパーの町の全景

スピリットアイランド


ジャスパーからマウントロブソン


マウントロブソン州立公園の入り口看板
 ジャスパーから国道16号線を東に約90キロ。カナディアンロッキー最高峰のマウントロブソンを見に行くコース。
 走り時は秋。理由はポプラの木が立ち並ぶこの辺りは9月の終わり時期に黄色く色づいてくる。またこの辺りに多く生息している鹿などの角も出来上がり見時になる等いろいろあるが一番の理由はロブソン州立公園内を流れているフレーザー川での紅鮭の溯上だ。川一面を赤く染めて、滝を飛び越える姿には感動を覚える。これは必見です。ロブソンビューポイントからほど近い「overlander falls」と「Reargurd falls」は16号線沿いの駐車場から歩いて20分ほど。ドライブの途中に良い散策になります。
 ロブソンビューポイントからは晴れていればカナディアンロッキー最高峰の全貌が見えるはず。見れる確率は統計が出ていて、2003年が76%,1997年で56%。とかなりのばらつきが感じられるので、後は貴方の運しだい。
 ドライブコースの全容は30キロほど走った所で、北極海と太平洋に水を分かつ分水嶺(イエローヘッドパス)を超えていく。その後右手にイエローヘッドレイク、そしてムースレイクを左手に見ながら進んでいく。ムースレイクの途中にある国道沿いのビューポイントには飲める湧き水が汲める場所あり。

マウントロブソン


バンフ〜ラディウムホットスプリングス〜ゴールデン

こちらの観光案内では「Golden Triangle Tour」と紹介されているコース。
バンフから国道一号線を約30キロ西に進み、キャッスルジャンクションから「The Banff-Windermere highway」州道93で南に下る。ここからはクートニー国立公園に入る。あまり知られていないが、カナディアンロッキーではバンフ国立公園についで人気がある。2003年に大きな山火事が継続的に続き、道路わきまでその爪跡が見え、自然の怖さを感じられる場所でもある。周辺には簡単な散歩コースがあるのでゆっくり行けるのならぜひ組み合わせていこう。

ヌマフォールズは道路から歩いて1分

コロンビアバレーでのランチ
93号線を94キロ走破するとクート二ー国立公園を出て温泉で有名なラディウムに入る。この先しばらくまともな町が無いので給油、食糧補給はここで。バンフからラディウムまでは約130キロ休憩に温泉もいいでしょう。
ここからは州道95線に乗りかえてコロンビアバレーを北上。のどかな牧場の風景とカナディアンロッキー、パーセルマウンテン両方の山脈の景色が美しく開けた谷間はのんびりした気分にしてくれる。100キロほどでゴールデンに到着。95号線はここで国道1号線と交わる。
ゴールデンにはショッピングセンター、宿泊施設なども有りここを基盤に出かけるのも良いでしょう。
東に130キロほどでヨーホー国立公園を経由してバンフに戻れる。このルートならカナディアンロッキーをアルバーター州側からそしてB.C州からと見れるのでお勧めです。



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