• ユタ州の南西に位置するこの岩場は今盛んに開拓がされている岩場で、日本では知られてないと思うがアメリカではかなり注目されている。
• 最寄の町はセイントジョージ。そこから国道９１号線で約２０キロ。山火事で燃えたジョシュアツリーの中、左手に小さな岩の塊が見えてくる。それを越えると直ぐ右手に「Big cottonwood Game Ranch」という看板が見えてくるのでそこを右に曲がる。(ガイドブックにはこのようにかいてあるが私的には国道１５号線を使って、Little Field(Beaver Dam)迄行ってそこから戻るほうが分かりやすくてお勧め。)そのあと約３キロほどで「Welcome Springs」の看板を発見できるのでそこを右に。道なりに行き一回水の流れを渡ると駐車場に到着。※下に写真でも案内してます。
• 岩場までは駐車場から小川沿いに上流へ。しばらく行くと大きなコットンウッドの木があり(脇にはキャンプの後なども見えるはず)そこから左に入っていくとすぐ右にThe Logan Crag、その後左にThe Sumo Wallが見えてくる。ここから1キロほど進むと右手の丘の上にWailing Wall、The Cathedralが現れる。
• キャンプは駐車場でするのが一番ポピュラー。でも牛の「う○こ」には気をつけましょう。
• 飲み水は取れないけど直ぐわきに小川が流れているので、煮沸すれば何とかなりそうだけど、私的には飲み水は町で買って行くことをお勧めします。
• 砂漠地帯の中、標高が高いのと北向きの壁のため夏でも登れる。(でも暑いことは暑いらしい。そして冬は寒く登れないこともあるとか。
• 岩質は石灰岩でうすかぶり。発達した「フエコ」が多く見うけられる。
• 近くにある石灰岩のハードルートが集まるエリア「Virgin River Gorge」よりも落ち着いた環境で登れるということで、私の訪れた１１月は１０対１でこちらにクライマーが多くいた。
• ルートは２０m以上のものが殆どで、まだガイドブックにも載っていない新しいルートの中には６０mロープでも登れないものが多々あるらしい。(クイックドローは２０くらいあるのが望ましい。)
• グレードは5.8から5.14cまで約90本。ハードルートが多い岩場にありがちな低グレードが辛い！的な感じはない気がします。
• 他にも近くに数ヵ所岩場があるけど間違いなくここが一番と皆が声をそろえて言っていました。
• ガイドブック
• 天気予報(セントジョージ)
• City of St'George

エリアの紹介

• 何故このような名前がつけられたか知らないが大相撲が元になっているらしくここにあるルートの名前は個性的な名前が多い。
• グレードは5.8〜5.13bで約10本ほど。プロジェクトののルートが出来上がればそれ以上のグレードも出来そうだ。
• 日当りは夏は午後、冬は午前。
• 斜度は正面へ気がほぼ垂直で右に行くほど傾斜はなくなる。

写真の中心がCathedral。右がWailing Wall。

• Welcome Springsのメインエリア。
• キャンプ場からは約１．５キロくらい。小川沿いのメイントレイルにケルンがあるのでそこから山道を登る。(見上げれば上の写真の景色が見えるはず)取り付き手前にはフィックスロープが張ってあり真直ぐ上がるとCathedral。右に行くとWailing〜となる。全体的にはCathedralのほうが傾斜がきついがWaling〜の奥にはケイブ状の場所があり斜度のきつい中でのクライミングになる。

• グレードは10b〜14cまで。全体的に好ルートがありライフタイムで楽しめる。
• 今も多くのプロクライマー達のプロジェクトがあり現在のガイドブックだけではよく分からないほど。総数は７０本ほどになるとかで、新しいガイドブックは来年出るらしい。
• 登ってみた感想ではThe Cathedralのほうにフエコが発達していてムーブが立体的な感じがした。Wailing Wallは基本的には薄カブリでテクニカルなロングルートが集まっている気がした。

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